2023年7月22日(土曜日)
前回から続くLINEおぷちゃの怪異体験談、二怪目です。
2000年になるちょっと前ぐらいに、友人たち5,6人で東京大手町の将門塚を訪れました。
すでに太陽は沈み、残業上がりや仕事の後の寄り道で街を歩く会社員をチラホラ見かける時間帯です🌃
このスポットは霊の力が強く働く場所と云われ、曰くもいくつかあり、「人によっては気分が悪くなったり、逆に心地よく感じたりする」という話が、一部の層では共通の認識としてありました。
しかしながら特に変わったことは起こらず無事に参拝/見学を終え、「何もなかったね」などと話ながら祠の短い階段を皆で降りました。
その会話の中で、友人Kが感心した様子でこう言いました。
K「それにしても、マサカドって今でも信仰されてるんだな。さっきもすれ違いでOLさんが階段登っていったし。」
他一同「?!!!!!!」
その発言に皆一斉に振り向きました。
何故かと言うと、K以外そのOLを誰も見ていなかったのです。
後日、「幽霊のようなOL」だったのか「OLのような幽霊」だったのか、友人同士で話題となりました(将門公が好きな自分は嫉妬しました)。
果たして、どっちだったのでしょうか
こちらの体験談は、定期チャット会で行われた怪奇作家・戸神重明さんとのコラボ企画で語った内容です。恐れ多くもベースにしたお話が書籍に掲載されました。
冬の怪奇体験談 | 2015年1月の報告チャット会の報告ここの体験談が話された回とは別の報告です。
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