妖怪 (ようかい)
この言葉は今に生きる私たちの間では普通に使われていますが、「じゃあ妖怪って何?」と聞かれるとすぐには答えられないのでしょうか?
情報コミニティサイト「妖怪館」を立ち上げた理由や、管理人しろたが妖怪に興味を持ったきっかけを纏めました。
妖怪 (ようかい)
この言葉は今に生きる私たちの間では普通に使われていますが、「じゃあ妖怪って何?」と聞かれるとすぐには答えられないのでしょうか?
それもそのはず。
河童、天狗、牛鬼、小豆洗い、ぬらりひょん、、、挙げたらきりがないけど妖怪と呼ばれるものたちは、姿かたちだけではなく、発生した場所も時代も、由来もそれぞれ違うのです。
たとえば、妖怪道中記で紹介している鵺は、平安の世に都に住まう人々を恐怖させた正体不明の怪異。一方、かっぱ寺の河童は、隅田川からやってきて江戸の人たちに手を貸したとされ、今でも河童大明神として祀られています。
妖怪のそれぞれの由来ひとつひとつ紐解くと、そこに人が見えてきます。とりまく社会が見えてきます。
私たちが古代から抱き続けてきた、良し悪しを超えた【いのち】そのものへの畏怖がそこに息づいています。
そんな妖怪たちの魅力に取り憑かれ、「後世に残す為に出来る事がしたい」。それから、「同じように取り憑かれた人たちと交流が出来たらいいな」と思い、妖怪館を立ち上げました。
妖怪館で取り上げる妖怪は江戸の浅草や上野が中心。
その理由は、自分が生まれ育った土地に根付く妖怪が一番深く追求できると思ったからです。
古来から伝わる伝承のみではなく、妖怪道中記では、形を変え、現代の社会に広まる妖怪も取り上げています。
2024年4月更新
私はいま「神」と「妖怪」とを区別して述べたが、日本の神概念では「神」と「妖怪」との区別は明確ではない。
神と呼ばれる存在がつねに人間に好ましい働きをするとはかぎらず、ときには人間に害をもたらすこともあり、逆にマイナスの属性を強く帯びた妖怪もまた人間に福をもたらすために働くことがある。
小松和彦著「憑霊信仰論 八、器物の妖怪」より
妖怪館は個人の手作りサイトです。
サイトの充実や継続のために、ご当地妖怪雑貨屋の売り上げを全部・もしくは一部を妖怪館の運営資金に出来たらいいな、と思ってます。
なのでもし当サイトを気に入ってくれたら、お買い物をしてご支援してくれると有り難いです。手軽に買える120円のLINEスタンプもあります。
気が向いたらよろしくね!
ちなみに支援目的じゃなくて、普通に欲しいから買うのも全然ありです。
2021年7月追加
名前 | しろた |
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やってること | 「妖怪館HP」の運営 ご当地妖怪Shop「鶴屋もののけ堂」孤独な店長 |
出身 | 江戸 |
宗派 | 猫(無宗教) |
好きなこと | 命の根源との一体化・対話、HPとかコードで何か作ること |
好きな音楽 | ヴィジュアル系が中心 |
尊敬する人 | 小松和彦先生、小泉八雲先生、LUNA SEAのSUGIZOさん |
好きな哲学者 | フリードリヒ・ニーチェ |
名の由来 | 太白星(金星)より 七赤金星・金牛宮・金曜日・金星人(-)生まれだから |