2023年5月22日(月曜日)
一生に一度でもいいから大太刀をこの目で見たくて、ゴールデンウィーク明けの8日 月曜日に日光の二荒山神社の宝物館に行ってきた。
太刀・祢々切丸と退治されたという虫の妖怪・ねねを訪ねて。
2カ月前から下調べして当然営業日時もチェックして宿も予約し、万全の体勢で向かう。
そしてついに…
張り紙「5月8日(月)から5月31日(水)の間 特別展準備のため 休館いたします。」
「おいっっっ!!!!!」
…ちょっとさ、人生面白おかしく生きたいと常日頃思ってるけど、そういうオチはいらないから。ここは普通に感動させて欲しかった。
二荒山神社中宮祠についたっぽい#ねね散歩 pic.twitter.com/yiHYqi5Etl
— しろた翁@妖怪雑貨作って販売してます (@sirota64) May 8, 2023
前日までやってたのなら、土砂降りの中でも行ったというのに(宿を出る直前まで大雨だった)。
スマホの電池残量に余裕がある間はリアルタイムで呟いていました。気になる方はTwitterハッシュタグ「#ねね散歩」からどうぞ。
ここ雑記帳ブログでは、Twitterに上げられなかった写真とか載せていきます。
祢々切丸を初めとした刀剣…それから二荒山神社所蔵の様々な宝物は、男体山登山口にある二荒山神社
(お目当ての展示物があれば事前にご確認を)
この辺一帯は奥日光と呼ばれる場所で、中宮祠の目前には悠然とした佇まいの中禅寺湖が広がる。
習慣のある人は少ないと思うが、奥日光含めた日光全体は、生きとし生けるモノの中心にある命の塊を自然から感じやすい場所であった。
神社仏閣はなんか俗っぽかったけど(笑)、やっぱり霊場なのかな?と思った。
命の塊との一体化に集中しくなったら、ただ自然の中で自分と向き合いたくなったら、日光おススメです。
中宮祠境内には、「牛石」なるものがあった。
案内によると、男体山の牛馬禁則の掟を破ったら牛を引いてきたところ石にされたと伝わっているとか。
中宮祠へ向かう途中で見かけた巫女石の解説もあった。巫女石は、女人禁制を破って女の人が男体山に来た為、石にされたとか。
禁を破ったら石にされるとか「こわ…」と思ったが、世界遺産、日光二荒山神社中宮祠で勝ち運をあやかる“勝活”|ウーマンエキサイトでは、
この牛の姿に似ている「牛石」や、三つ並んだ「さざれ石」などが祀られていることから、自然霊を神様として崇める思想があり、その現れではないかと思われます。
と考察があり、自然の中から命の源を強く感じる地であることを物語っているいるように思えた。
それを「パワースポット」と呼ぶと一変して俗っぽくなってしまうが、一周回って好きなノリだったりする。
中宮祠を出た後、なんと幸運なこと(?)に地元の方から祢々切丸とねねの伝承ついて聞けた(有難うございます!)。話によると、
「中宮祠にあった祢々切丸は、ひとりでに二荒山神社へ飛んでいき(バスで一時間ほどの掛かる距離)、ねねを倒した」
との事。
ひとりでに鞘から抜け出しねねを退治したとインターネッツや本で見たが、実際に行ってみて話を聞いたら意外と長かった距離感に驚いた。なんてアヴレッシブな。
ネットでは虫の妖怪って情報が多いが、諸説あるし、ねねに関しても謎が多くて気になってきた。
そもそも祢々切丸見てなかったっけ。あと、出来る事なら祢々切丸について語ってくれた方に、メモ帳持参でまたお話聞きたい。
また行くことになりそう。
コメントはよろずノ掲示板でご自由に