2021年10月8日(金曜日)
神奈川は平塚の小さな公園になんと、
お菊塚なるものがありました。
案内板によると、番町皿屋敷のお菊さんは
元文5年(1740)年に起きたとある事件を素材にしているそう。
菊女という旗本へ奉公していた娘さんが、主人によって切り殺されてしまった
という事件です。
一説によると、
「旗本の家来が菊女を見初める。
しかし菊女は言うこと聞かず、
報復のためかフラれた家来は罪を着せるために家宝の皿を隠し、結果手打ちにされた。」
とあります。
この辺は、「男性社会で仕事に生きようとする上昇志向の女性の悲劇」
になってますね。
ストーリー性やテーマ性があるから、ちょっと創作入ってるかも知れません。
(↑夢の無い発想)
ともあれ、若くして殺害されて亡くなり、
お話の元になったお菊さんへの供養で建てられたようです。
お菊塚を訪れてから、
彼女は男性社会で陽の目を見ることが出来ずに散っていった
女性のシンボルのように思えてきました。
塚付近にて
2021年神奈川レポは以上です★
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