2024年3月5日(火曜日)
シリーズ化しつつあるLINEおぷちゃの怪奇体験談。
今回はとある宅配サービスで起きた出来事をご紹介しましょう。
早朝の荷物の仕分け。この日もたくさんの荷物が届いた。
現場は所せましと荷物が詰まれ、みなそれぞれ忙しく動き回っている。
ふとある区画の荷物に目をやると、一つの小さめの茶色の段ボールが赤く染まってる。
(あれ?なんだろう。ペンで何か書かれている?それともペンキ?)
ちょっと異質な感じがして3,4メートル離れた場所から観察する。
すると…
赤いペンで書いてあるのではなく、染まっているようだった。
(え?まさか血…)
脳裏に過ぎったが、そんな訳がない。ペンキか何かであろう。
もし箱の側面一体に血がついていたら、そんな荷物受け取るわけがない。
もし受け取った後に付いたとしても、ベース(いったん各地から届いた荷物を集積する場所)を経由してここの現場の今の所定の位置に置かれるまでの間に、誰かが気づいて何らかの対応をするはずだ。
しかしその考えは、赤く染まった手形に気づいたことで覆された。
(これはマズい!このままお客さんのところに届けるわけにはいかない。まずは社員の人に…)
この日は特に荷物が多かった。次々と仕分けする荷物が来る。
結局、その場で言い出せずにいた。
少し落ち着いた後に血に染まった荷物を社員スタッフに伝える為に探したが、どういうわけか、どこにも見当たらなかった。
この日の朝、電車🚃でスマホから呪術廻戦アニメの見逃し動画を見ていた。そのせいで変な先入観を持ってしまったのだろうか。
それとも…?
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