定期チャット会でどんな話をしているか…
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開催日 | 2018年11月30日(金) |
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お題 | 神話と妖怪 |
参加人数 | 3名 |
参加メンバー (敬称略) | 雪風、 烏山奏春、 しろた |
参加頂いた皆様 有難う御座いました
11月は「神話と妖怪」のお題でしたが、参加者少なめであまり語られませんでした。
実家に行ったときに観たTVアニメの鬼太郎に「のづち」が出ていたので、元になっていると云われている草野姫の話でもって思いましたが、
しかしながら、
「野槌は正体よくわからんのですよ」の一蹴で、参加者の食いつきはよくありませんでした(あ、ハイ…。
しかしながら、草野姫と同じ日本書紀や神話についてもありました。
神話に登場するヤマトノオロチは妖怪と分類されることが多いですが、「『一書に曰く、汝はかしこき神なり』とあり、オロチも神の一種という話も」という意見が出ました。
日本書紀に関しては、大和に侵攻される側の神を零落させるために鬼や妖怪にするケースが出て来そうでしたが、今回はそいう深掘りはありませんでした。
それとは別に、便所神が話題に出てきました。
便所の神さまとして烏枢沙摩明王が挙げられますが、道中記のレポ「かつて穢れとされ、賤視(差別)されていた人々の事」で、1980年初めまで配布されていた真言を紹介しています。
紹介した真言はインドで最下層の身分を指す旃多羅(チャンダーラ)という用語があったり問題のある内容ですが、今は差別的な意味合いはなく、不浄を取り除く神さまとして・転じてトイレの守り神として、人気があるみたいです。
烏枢沙摩明王とは(うすさま.net) [外部リンク]
不安解消のための真言(24):烏枢沙摩明王 (真トイレの神様) 私的な備忘録的な何か [外部リンク]
うすさま.netさんのページのテキストに、
烏枢沙摩明王は古代インド神話において元の名を「ウッチュシュマ」、或いは「アグニ」と呼ばれた炎の神であり、この世の一切の汚れを焼き尽くす功徳を持ちます。
仏教に包括された後も「烈火で不浄を清浄と化す」神力を持つことから、心の浄化はもとより日々の生活のあらゆる現実的な不浄を清める功徳があるとします。
とありました。かつて差別の対象になっていた人々は不浄や死を担っていたので、そこで結び付けられていたのでしょうね。
神や仏は、受け取る人次第でその性質も変わっていくものだと思います。
神が妖怪に変容するのも、そのあわられと言えます。
雪風さんが鬼太郎の実写の話をしていました。
他にはアニメ鬼太郎に出ていたので、ヴァンピール…女吸血鬼のカーミラ(リンク先:amazon)について色々話しました。
お題の話があまりなかったので、今回は便所の神さまについて道中記で調べた内容と合わせて紹介してみました。
烏枢沙摩明王の真言の変化から、神が妖怪に変容するのも、受け取る人の主観や世相によるものなのかなって思いました。
実際は吸血鬼カーミラについて一番話してました。西洋の怪奇もので盛り上がるのは、ちょっと珍しいです。
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