定期チャット会でどんな話をしているか…
気になる(?)内容を月ごとに閲覧出来ます
開催日 | 2015年9月25日(金) |
---|---|
お題 | 妖怪と神さまって何がちがう? |
参加人数 | 8名 |
参加メンバー (敬称略) | 雪風、 ブラックエクスプレス、 囲炉裏、 蝦蟇仙人、 ?、 兵主部、 三毛猫、 しろた |
参加頂いた皆様 有難う御座いました
今回はログの纏めが間に合わず、簡潔に纏めさせていただきます。
三毛猫さんが久々に来てくれて初参加の兵主部さんを交え、妖怪と神さまの違いについてそれぞれ意見を出し合って、とても充実した内容だったので本当に残念無念ですが(ノД`)。
前述の通り、「妖怪と神さまの違い」を中心に夜が明けるまで話してました。
(我ながらよく飽きないものです)
ACさんより
そもそも妖怪という言葉はいつ発生したのか?という展開になり、「妖怪」という言葉が広く使われ認知され始めたのは井上円了の妖怪学の提唱。更に柳田国男などによる活動によって民俗学が誕生した江戸から明治における時期なんじゃないかって事でした。
土着の信仰やまじない・怪異の類を非合理的だと排斥されたあと、民俗学の誕生と共に再び見直されていった妖怪にとっては革命の時期でもあると思います。
「妖怪」と「神」の認識に違いが出てきたのも、それと同時ではないかという結論に落ち着きました。
あと、妖怪という言葉が使われたのは戦後からかもって意見もありました。
歴史全体を通せば「妖怪と神は別物」は、割りと新しい認識のようですね。
また、古くは鳥山石燕の描く創作の妖怪や現代のアニメやゲームに登場する(ジバニャンとかw)民俗学根拠の無い妖怪は、神と妖怪が切り離されているのではないかって話でした。
ただ、創作の場合は、描き手の意図によるので一概に言えないでしょうね^^。
後日、兵主部さんがよろずノ掲示板に妖怪と神の違いについての見解を書いてくれました。有難う御座います\(゜▽゜)/。
お題以外では、ワープに纏わる怖い話。
ギリシャ神話の半神の英雄と日本の異類婚姻譚。
それから、京極夏彦氏が定義したという
・民俗的妖怪(民俗学的根拠のある妖怪)
・通俗的妖怪(民俗学的根拠のないキャラクターとしての妖怪)
の話題でも盛り上がりました。
それから、三毛猫さんがてけてけがジャガイモに変身した貴重な体験談を話してくれました。
あと最後に、徳島にあったコナキジジの由来の話。小豆洗いネタが明け方まで生き残ったニューメンバー・兵主部さんと再熱しました。
小豆洗いが神聖視されたってどこかの本にあったみたいでっ!!!しろたの見解はきっと正しいのですよ!!!フフリ
元々は妖怪と呼ばれる存在と神に違いは無かったが、近年になって「妖怪」と「神」を切り離すようになったという結論に落ち着きました。
民俗学的根拠のないキャラクターとしての妖怪は描き手次第だけど、元来はその違いは無いのだと思います。