
定期チャット会でどんな話をしているか…
気になる(?)内容を月ごとに閲覧出来ます
| 開催日 | 2024年4月26日(金) |
|---|---|
| お題 | 神ン野悪五郎と山ン本五郎左衛門 |
| 参加人数 | 5名 |
| 参加メンバー (敬称略) | 雪風、 淳、 フォア、 八神、 館主しろた |
参加頂いた皆様 有難う御座いました
この月は、定番メンバの他にLINEオプチャからご新規さんが来てくれました。
LINE版魑魅茶もあるので、チャットルームにこだわらず、入りやすい方で参加するのもありですね。
山ン本五郎左衛門は、稲生物怪録の主人公・稲生武太夫に怪異をもたらした張本人で、それに耐えたことで木槌を授けた言い伝えがあります。
一方神ン野悪五郎は、山ン本のライバルとして物語中に語られるだけの存在で、謎のベールに包まれています。
両者は実写映画「妖怪大戦争」に登場し、山ン本五郎左衛門は荒俣宏氏が演じ、神ン野悪五郎は京極夏彦氏が演じていたことが話題になりました。
ただ実際どのようなものだったかは、視聴した参加者は皆「あまり記憶に無い」との事でした(古い作品ですし…)。
TVアニメになった漫画「となりの妖怪さん」では、ちょっと秘密がありそうな?経営者として登場しました(山本が)。超有名まではいかなくとも、現在作品に幾度も登場している模様です。
神ン野悪五郎/山ン本五郎左衛門の知名度について、
全く知られていないわけではないですが、「妖怪のボス的存在として知られているぬらりひょんに比べて…」という意見がありました。
それに関しては、水木作品(というか鬼太郎?)で大きく取り上げられなかったことが要因となりますか。
他には、全国的に伝承のある河童や牛鬼と異なり、両者共に稲生物怪録の特定の登場人物なのもありましょう。
「魔王二人をさしおいて、ぬらりひょんの起用だもんなぁ」
と何やら悲嘆の声もありました。
しかしながら今どきの妖怪は、主にニューカルチャ―(サブカル)によって、これまでマイナーだった妖怪が瞬く間に知れ渡ることがあります。今後妖怪のボス(魔王)として、名を轟かせる可能性は十分に考えられます。
山ン本五郎左衛門 神ン野悪五郎の正体への考察も少しありました。
両者はどうも侍の妖怪らしいとの話(ソースは不明)ですが、元は人間だったのかも知れません。という意見が出ました。
二人の関係性についてもありました。
直接殺し合わずに驚かし勝負をするところを踏まえると、案外仲が良さそう。
「負けた方が勝った方の言う事言聞く、いいな!」という、ちょっとほのぼのするやりとりを想像しました。
そして少年100人を驚かせる賭けに負けた山ン本・勝利したと思われる神ン野は、その後どうなったのかも気になるところ(山ン本が配下に加わったのか…)。
「直接の力勝負だと周囲に被害が甚大になるので、別の形で勝負をしたのかも」という建設的な意見も出ました。
あとは巻き込まれた稲生少年のタフさへの言及もありました。
山ン本五郎左衛門 神ン野悪五郎の正体についてもう一つ。
「異郷備忘録」に記載がある、という情報がありました。
異郷備忘録のタイトルが出ただけでそれ以外は話してませんが、どうやら土佐国・潮江天満宮の神官である
古神道に日本の魔王の謎を解く、ヒントがあるのかも知れません。
ここでちょっとご紹介です。
両者が対決して競い合うコスプレ企画があります。
茶会参加者の淳さんによるものですが、妖怪館は惡をシンボルとする悪五郎公を応援するコーナーを作ってみようかな?とちょっと考えています。
公開はいつになるか分かりませんが、形になれば妖怪館内でお知らせします。どうぞよろしくです。
最後に参加メンバーが見つけてくれた動画をシェアします。
スポーツや誕生日などの軽い日常の話が、最初に少しあっただけでした。
館主自身、稲生物怪録にあまり着目していなかったのですが、登場する二人の魔王は謎のベールに包まれてなかなか興味深いと感じました。
異郷備忘録も気になる所です。
さらにもう文献レベルで妖怪のボス的存在なので、登場キャラとして、ニューカルチャー(ゲームや漫画)との相性の良さも感じます。
今後も注目を続けたいですね。
類似テーマ/関連話題のある回の報告:
2019年07月「最強の妖怪を決めようぜ!(リアル編)」 最強の妖怪の有力候補として山ン本五郎左衛門の名が出ました
2020年07月「朝まで生チャット!総理にしたい妖怪は?」 実際に妖怪を束ねている山ン本に総理を任せる案がありました
登録すれば2日前ぐらいに届きます