魑魅のささやき 2019年09月のチャット会報告

付喪神の研究してる参加者から、付喪神は仏教思想から始まったが、現代では「アニミズムと結び付けられたり、ものを大事にする精神の戒めで使われてる」という指摘がありました。
メロンさんからも、「言い伝えや怖い話ってものに限らず何かを大事にするという風習がありますね～。」というコメントもありました。
モノへの愛情や執着で妖怪化するのが今の付喪神と言えますね。

一方、谷中の全生庵で付喪神をテーマにした人形劇を見ました。
器物が魂を宿し→困難に会い→努力や他者との絆で困難を乗り越えていくストーリーで、人が辿る道でもありました。
本来の付喪神は、器物にも人と同じように個々が乗り越えるべき「救済」への道がある、というのが個人的な解釈です。
なので現代特有の「モノを大事に…」だけじゃなく、付喪神の本質的なテーマもまだまだ健在なのかも知れませんね。お寺でやってたし。
(良かったらご意見下さい烏さん！)

「しかしスーパーコンピューターとか、本当に意志がありそうです」
と雪風さんから話が切り出されました。

しろたはちょうどこの時期windowsを8から10にアップデートしていて、近づくと勝手にwindowsPCが起動する謎の現象が起きていました。
「ついに魂を宿したのか！」と驚愕した覚えがあります。
「突然再起動するときはぎゃ～～～～～ってなりましたｗｗｗｗｗｗｗｗ」というコメントもあり、ちょっとした怪談ですね(笑。
唐突にアップデートされるwindowsの機能は、たまに怪奇現象認定されている気がします(気のせいかも知れない)。
でも近づいた時だけ勝手に立ち上がるパソコンは、「構って欲しいわんこ」みたいで可愛いですね。いや困るけど。

あとはコンピュータ繋がりで、どっかのデータサーバが意思を持ったらって思うと、オラワクワクします(学習して判断するAI機能は、ある意味そうかも知れませんが)。

ライフラインを司るデータサーバが自分の意志で動き出したて、人類を管理しようとしたり…やはりSFじみてきます(笑。
SF愛好家の参加者からは、
「まあ妖怪ヒロインもロボットヒロインも、人間には無い、超能力がある。だけど悲しいこともある。案外似ていたりします。」
という意見がありました。

その後参加してる皆さんに、身近で妖怪化して動き回るなどしたら面白いと思う道具はあるか、尋ねてみました。

すると、「某ゲームのコスプレをするとき用の武器のレプリカが、動き出したら面白い」という回答がありました。かつて公式グッズとして販売された「ロトの剣(1/1)」的なものですね(欲しかった)。
武器のレプリカはちょっと危険を感じましたが、思い入れの強いモノが結びつきやすいのかも知れません。

使っているPCやペンタブについてもここでまた出て来て、電子機器が多いですね。

あと、ルンバが付喪神みたいだそうです。ルンバ可愛いですね。

デビルマンレディやLGBT。
京で妖怪のコスプレがあった話。百いやみ夜行。
鬼太郎の同人ネタも色々ありました。