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妖怪しゃべり場! チャットの間 魑魅のささやき
魑魅のささやき 2018年6月のチャット会報告

定期チャット会でどんな話をしているか…

気になる(?)内容を月ごとに閲覧出来ます


チャット会報告 チャットの間 魑魅のささやき報告内容チャット会報告 チャットの間 魑魅のささやき

開催日2018年6月29日(金)
お題付喪神★数のマジック
参加人数7名
参加メンバー
(敬称略)
雪風、 しろた、 わ~い、お茶、 烏山奏春、 はてな、 杏ちゃん、 みかん

参加頂いた皆様 有難う御座いました

付喪神★数のマジック

嬉しいことに、6月ははてなさんが久々に来てくれました♪
ずっと来なくても覚えててくれて、顔出してくれるのは本当にう嬉しいです。5月は少人数でしたがうって変わり賑やかです。
お題の付喪神や数についてもありましたが、妖怪や神秘について様々な話題がありました。
もれなく紹介したいところですが、膨大になっちゃうのでお題を中心に書いていきます!

妖怪館定期チャット6月イメージ
ACさんから拝借(イラスト作者:johan氏)

付喪神ってことなので、百器夜行絵をイメージとしている京都の一条妖怪ストリートが雪風さんから挙がりました。

烏さんはなんと!付喪神関連の研究ノートを一条妖怪ストリート・大将軍八神社で行われているモノノケ市に出展すると話していました!!コミケでは付喪神絵巻の現代語訳本の予定もあるとのことで、精力的に妖活されていて素晴らしいですね!
しろたもネット以外の書籍を作ってみたい≧▽≦と思いました。(いやでも妖怪雑貨販売してるから収集付かなくなる)

その延長で、夏に行う他の妖怪イベントについてもアレコレと話してました。夏は妖怪イベントが盛りだくさんですね。


また、(2018年の)夏からTVアニメで「つくもがみ貸します」が放映されるってことでした。
リンク先のamazonのページに紹介の動画があったのですが、江戸に付喪神となった道具を貸し出すお店のお話みたいですね。
付喪神絵巻のようなコミカルな付喪神が出てて、江戸らしい妖怪アニメという印象です。これは見たかった!

また、刀剣男士が付喪神の設定なので刀剣乱舞の話も出ました。今回の茶会では少なくとも二名の審神者が在籍。
ちなみに公式な設定ではないですが、刀剣男士のレベルのカンスト(最大レベル値)が99でこれは100に満たない「九十九」に掛けていて、完全な人(もしくは神)になり得ないからだという噂を聞いたことがあります。

つくもがみ貸します DVD BOX 上ノ巻

ハテナさんから「鬼太郎6期も始まったし、妖怪アニメが熱いですね」というコメントも頂きました。


やがて「オリンピックに妖怪を!」と謎テンションの主張が始まります(深夜なので)。

そこで「過去に開催された韓国のオリンピックに出たトケビが出てきたから、日本でもあり得るかも!!」と、参加メンバは勝手に期待に胸を膨らませます。
ちょっと脱線しましたが、トケビ(トッケビとも書かれることもありますが、ここでは「トケビ」に統一します)もまた付喪神と同定される妖怪という話がありました。
1929年の島津久基による「羅生門の鬼」に

>「此の付喪神こそ内地のトツカツピだ」

とあるそうで。豚カツではありませんよ。
ただ烏さんの話によると、トケビの話をいくつか読む限りではそんなに付喪神とは類似点はなく、「道具が変化したもの」という所しか被っていないそうです。
また日本の付喪神と異なり、トケビの場合は「人の血が付着すると化ける」という点が重視みたいです。

韓流ドラマになってしまったり、トケビは韓国ではメジャーな妖怪のようですが、日本の付喪神とも類似点があることを初めて知った参加者にとっては驚きでした。面白いですね。

また、杏ちゃんから「血や体液が落ちて何かが生まれるのは、神生みっぽいですね」とコメントを頂きました。


夜が深まり参加メンバがまばらになったところで、数の神秘の話になりました。

お茶さんは自身の体験として、車の同じナンバーをよく見かける。また数字ではないけど似たエピソードとして、4日連続で蝶を見たことを話してくれました。
言われてみれば、しろたも同じ数字を偶然何度も見かけると「縁があるのかなー」とか「意味があるのかなー」ってふと思うことがあります。時にそれが行動の指針にもなります。
これに対し、「同じ数字を何度も見るのはエンジェルナンバーで意味があるそうです」と話していました。

何気ないジンクスのような習慣でもこのように名(名称)が付けられるなら、魔法として成立するのかも知れませんよ★

ただ、妖怪ではなくエンジェルなのが残念で仕方がありません。残念で仕方がありません(大事)。

それと、虫を見てそこに意味を見い出すというのは現代人としては大事にしたい情緒でもありますね。


数のマジックについては、一転して西洋や中東に話が移りました。

数を用いた西洋の占いとしてカバラ数秘術が挙がり、数秘術の生みの親である数学者ピタゴラス。それと、数字そのものはアラブの方からだって意見がありました。今のアラビア数字と言われているのはそのためとの事でした。(アラビア数字って言うのかー!ォィ)

また、妖怪雑貨屋で絶賛販売中のしおりに施す銅版画のエッチングは銅を腐食させる化学変化を用います。
そのエッチングの技術もアラビアの錬金術から来ていると聞いたことがあります(ネットで得たあやふやな情報w)。

お一方茶さんから、「ちなみに今の化学もアラビア発祥らしいです」とコメントがあり、アラブが数学や化学の発祥なんだねーって話しました。
それにしても中世ヨーロッパで魔術とされた古い技術が、数学や化学などで生かされ現代まで継承されているのは、なかなかムネアツですね。

他の話題

今回は、お題以外にもたくさん話しました。とても興味深い話がたくさんありましたが、ダイジェストで紹介します。

悪魔や妖精など、妖怪との区別について(個人的に妖怪は不思議・不確かな存在の総称だと思いますが)。
天守物語。創作妖怪の異類婚姻譚。とある寺院に現れた怪僧の話。妖怪の力の源はどこから来るのか。
それからタヌキの交霊術の話になり、そこから精霊信仰やシャーマニズムについても語りました。

今月のまとめ


「付喪神★数のマジック」ってことで、お題に関しては付喪神と数の神秘を話しました。
数の神秘について話すのは今回が初で、数そのものが「世界の理を現し、その探求から始まった」というムネアツな内容でありました。

参加人数が多かったため、話題もまた多岐に渡りました。

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