定期チャット会でどんな話をしているか…
気になる(?)内容を月ごとに閲覧出来ます
開催日 | 2019年2月22日(金) |
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お題 | 水木しげる |
参加人数 | 4名 |
参加メンバー (敬称略) | 雪風、 アキタカ、 MERON、 しろた |
参加頂いた皆様 有難う御座いました
鬼太郎愛好家の参加者が増えてきたので、2月のお題は「水木しげる」にしました。
ファンならではのコアな話が聞けそうですね。
この日は2月22日で神聖なる猫の日。雪風さんが猫娘について語っていました。
猫娘の頭についてる真っ赤なリボンはトレードマークになってますが、漫画の編集長もしくは担当者に「女ですか?」と聞かれたのがきっかけだそうです。
萌え系の近年のアニメと違い、猟奇的で(そこは変わらないか)「異形より」の容姿だったためですね。しかし、
「女の子は 女の子らしくないといけない」
という伝統的な偏見が由来なのは以外です。猫娘は、自由で猫らしく伸びやかでいて欲しいと思いました。
また、猫娘のルーツとも云われてる「怪奇猫娘」という貸本の漫画がwikipediaにありました。
wikiのあらすじを見てみると、墓場鬼太郎の出生と同じく墓場鬼太郎に登場する寝子を、ミックスされたような設定になってますね。
一方アニメ猫娘は、世情に合わせて化けて(変容して)いくのが魅力ですが、
「4期から可愛くなり→5期は美少女→6期は背が高くなった」
と振り返ってました。
ちなみに4期は1996年開始で、京極氏のキャラクタ「一刻堂」が登場した時期のアニメです。
同時期のアニメは、「地獄先生ぬ~べ~」・「赤ちゃんと僕」・「機動戦艦ナデシコ」など。それから「セーラースターズ」というセーラムーンの続編も始まったようです。
美少女アニメが定着してきた時期だと思います。
続いて、過去の雑誌「怪」で水木氏と京極氏の死をテーマに対談が書かれていたので、その話をしてみました。
生前に語られた「死」について対談なので読んでると切なくなりますが、死をポジティブに捉えている印象です。
「半分死んだ人間として生きる」
イタリアのネクロポリス(死者の町)という場所を訪れたのがきっかけで、そういう境地になったそうです。
それと漫画の作中に、「生と死の境界はハッキリしてなければいけない」といったセリフがあったのも印象に残っています。
その境地に至る前の執筆かも知れませんが、ここでも水木氏の生死感が垣間見えますね!
これに対し、参加者からは「考えさせられます」というコメントがありました。
あと「地獄の秩序」という単語が出ましたが、なんだかよく分かりませんでした(;´Д`)。
秩序の地獄でしょうか。イヤですね。
もう一つ。本日参加のアキタカさんから、敏太郎氏事務所主催のUFO撮影会イベントの時のことを話してくれました。
水木しげる氏の親戚でもある、武良らむぅ氏が講師に来ていたそうです。
アキタカさんの妖怪バルーンアートを見ました。
他に東京台東区のかっぱ寺(曹源寺)を訪れた話。かっぱ村の秘密。実現出来ないOFF怪の話もありました(;´Д`)。
今回はお題を水木しげるにして、作品について深掘りした話が聞けました。
アキタカさんの登場で妖怪芸人ならではの話も聞けて、これもまた刺激となりました。
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