定期チャット会でどんな話をしているか…
気になる(?)内容を月ごとに閲覧出来ます
開催日 | 2019年1月25日(金) |
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お題 | 幽霊、幽霊体験談 |
参加人数 | 5名 |
参加メンバー (敬称略) | はてな、 烏山奏春、 匿名のぞきみ、 ひだまりこたつ、 しろた |
参加頂いた皆様 有難う御座いました
2019年最初の定期チャット会です。
忙しい時期が終わったからか、参加者3人の更新記録も年末でストップでした(笑。
ハテナさんが久々の参加ってこともあって、妖怪検定の合格報告(ハテナさんの)や烏さんの同人で進めている付喪神の研究について、それぞれの妖活の近況についてしばし話してました。
その延長で、こちらで調べていた浅草の被差別民と妖怪の関係についてもたくさん話しました。
今回はそれぞれの持ちネタ(?)で盛り上がりお題にはあまり触れませんでしたが、参加者の父親による不思議体験談がありました(内容はそのままで、文脈等を編集してます)。
昔、父が夜寝てたとき、急に身体から魂が抜け出た感覚になったらしく…。
気づいたら傍に眩い光があって、光に吸い込まれそうになったそうなんです。
まぁ、それで吸い込まれてしまうことはなく、無事に身体に戻れて、今も健在なんですが。
その話は何度も聞かされ、最近また同じ話を聞く機会がありました。そこで、ふと「光の出た方向」を聞いてみたんですよ。
そしたら、本人(父)からみて鬼門の方角でした。
父は鬼門なんてぜんぜん知らなかったそうですし、そもそも当時は臨死体験とか幽体離脱なんて現象も知らなかったらしいので、不思議だなぁ…と。
偶然なのかもしれませんけど、「やっぱ鬼門って何か意味があるのかな?」とも思った経験でした。
円了の哲学館で、タブーである鬼門にトイレを作ったら火災が起きたという流れでこの話が出てきました。
最初は臨死体験として話してましたが、体調が悪かったわけでもなく「病気とかはとくに思い当たらない」と証言していたところから、幽体離脱だという結論になりました。
ほかに参加者からは、
「今風に言えば幽体離脱、昔風に言えば離魂病」
「離魂病…。ろくろ首なんかもそれに近い症状ですよね。」
「幽体離脱も外に出て飛んで行く話ありますよね、確か<ろくろ首」
このようなコメントがありました。
それから、離魂病の出典は宿直草だったか曽呂利物語だったか~と話してました(まったく分からんw)。
ちなみにコトバンクは「精選版 日本国語大辞典の解説」によると、
1.魂が肉体から分離して、一人が全く同一の二人に別れると信じられた病気。影のわずらい。
※雑俳・たから船(1703)「わくる物・二妻狂ひはりこん病」
2.睡眠中に無意識のまま迷い歩くなどする病気。夢遊病。
※雑俳・柳多留‐一三八(1835)「離魂病ほどに添寐の女形」
と、ありました。
幽体離脱とはちょっと離れるかも知れませんが、現在でも精神的な病や症状としてあるものですね。
かつては、「魂が離れる病」として総称されていたのでしょうか。
この月は、お題以外の話が活発でした。よくある事ですが(笑。
冒頭にあった妖怪と差別の関係。途中、体験談になった鬼門について。
一番長く話したのは付喪神でした。烏さんが独自で研究されている付喪神について、色々語ってくれました。貴重です!
途中、「小松和彦先生がキャベツの研究をしている?!」という話になって、キャベツの付喪神が誕生(?)する謎展開もありました(実際は同姓同名の研究者が書いた論文でした)。
ハテナさんが久々に来てくれたのもあって、お互いに調べているテーマについての語りがメインになってました。
その中で、参加者の家族による体験談がありました。
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