定期チャット会でどんな話をしているか…
気になる(?)内容を月ごとに閲覧出来ます
開催日 | 2014年12月26日(金) |
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お題 | 猫の妖怪 猫 |
参加人数 | 5名 |
参加メンバー | 白うねり岸山さん ブラックエクスプレスさん 雪風さん ?さん 館主しろた |
参加頂いた皆様 有難う御座いました
なんとなんと、今回はご新規さんが二人も来てくれましたー≧▽≦!
妖怪仲魔としてどうぞ末永く宜しくお願いします。
お題は猫と猫の妖怪。
今回は専門的にならず気軽に話せそうなお題をチョイスしたつもりでしたが…どうだったでしょう(笑?
しろたが入室する前から盛り上がっていて、雪風さんが猫又の話をしてくれました(ログで確認)。
ネコの名前の由来はネズミを食べるから「ネコ」。
一方、1000匹中1匹の割合で蛇を食べるネコは「ヘコ」と呼ばれ。
更に、その「ヘコ」の1000匹中1匹は鬼を食べる「オコ」と呼ばれるそうです。
ねこまた(しろた作)
そして「オコ」は、しっぽが2本に別れ、人語を解し、恐るべき魔力を持つと云われているそうです。
どこかで聞いたことのある特徴ですが、それもそのはず。猫の怪異として同じみな猫又は「オコ」の別名だそうです。
つまり
「私、オコだよ!」
は、
「私、猫又だよ!」
と同じ意味になります・・・・ね(;|| ̄▽ ̄)。
あと、鬼太郎の猫娘は女性に化けた猫又と人間の男性との間に生まれたという設定らしく、ハーフの妖怪のキャラクターの話もしてました。
コミックで鬼太郎誕生の話を読みましたが、猫娘の誕生の話もあるんでしょうかね。あれば読んでみたいですね★
ちなみに海外版の鬼太郎のキャラクタの名前は、コットンマン・ラットマン・キャットガールなどアメコミヒーローなノリらしいです。
それと、五徳猫が登場する漫画として「いかさま博覧亭」をブラックさんが紹介してくれました。
舞台が東京の両国で、江戸の妖怪らしく付喪神がたくさん出てくる漫画みたいです。
また、鬼太郎の話の中で、水木氏が戦時中にぬりかべに遭遇した話を岸山さんがしてくれました。
(どうやらシゲラーの中では有名な話らしい…)
突如、前に進めなくなり死地へ行くのを防いでくれたらしいです。
言われてみると、鬼太郎に出てくるぬりかべは人を懸命に守ろうとしている感じなので、水木氏の体験談に出るぬりかべと少し重なるかな?なんて思いました。
ブラックさんが付喪神愛好家で、付喪神の話になりました。
器物に魂が宿り、人々に幸や災いをもたらす・・・・アニミズム信仰に由来する。ハテナさんから「海外であまり見られないタイプ」と指摘がありましたが、日本独特の価値観から来ているんだなぁって思いました。
あと、白うねりも付喪神の一種だって話でした。
また、しろたの「おゆき登場」という発言に誰も反応しなくて悲しかったです(ノД`)。
じゃじゃ丸くんは・・・・マイナーすぎたか・・・・il||li_| ̄|○il||l。
他にも猫以外では「野槌(のづち)」と元となったと言われる「萱の姫(かやのひめ)」の関係についてもあれこれ話しました。
その結果、草原の女神が蛇の姿になったの経緯は仏教の影響で解釈が変わった…までしか分かりませんでした^^;。
その後は猫又・猫の怪異について話しました。
猫は20年以上(諸説あり)生きると猫又になると云われてますが、実際に何十年も生きている飼い猫は現代にいたりします。
となると、20年・30年以上生きた飼い猫は夜中踊りだしたり、しゃべったりするだろうか?
飼い主に直接聞いてみたい!!!
妖怪好きなら当然の思考の流れですね。
そして、参加メンバーの中でブラックさんとしろたがそのチャンスに巡り合えました。
ブラックさんは実際に「猫又ですか?」と訪ねたところ、
「何?猫又って?」
・・・・。
撃沈だったそうです(;´Д`)。
ですが、思い切って尋ねた健闘は讃えたいと思います。
しろたは牧師さんの鍋パーティに参加させて頂いたとき、賢そうな黒猫ちゃんを見かけました。
歳を聞いたら何十年も生きてるって事なので「こ!これはァァァァ!!!!」と心の中では叫びましたが、突然すぎるチャンスに尋ねる勇気が出ませんでした。。。
なので、昔鍋パーティに招待して頂いた渋谷の東京山手教会の牧師さん。お願いです。
もし、見ていたら猫ちゃんが人の言葉を話していたか教えて頂ければ幸いです。
ご連絡をお待ちしております(__)。
さらに、富山県の黒部峡谷鉄道の猫又駅の由来となった猫又の話題になりました。
猫又としては有名な話で、黒部峡谷に猫又出現し人を襲い・怖れられ…ブイブイ言わせていたエピソードがあるようです。
参考にしたテキストでは、最終的に住民たちが団結して追い出したとありました。 テキスト:猫又伝説と猫の踊り場
ここで話題にならなかった鍋島の化け猫騒動など猫に纏わる怪異譚は他にもありますが・・・・、
愛らしいしぐさや容姿と裏腹に気まぐれで神秘的な雰囲気を持つ猫は、人々にとって時として畏怖の対象となりうる、という事でしょうか。
今月のまとめ
主に猫の怪異と付喪神で盛り上がりました。
猫の怪異は妖怪のキャラクターとして創作で取り上げられやすいみたいです。
また、付喪神は日本古来のアニミズムの精神を受け継ぐ妖怪だよねって事でした。