定期チャット会でどんな話をしているか…
気になる(?)内容を月ごとに閲覧出来ます
開催日 | 2014年10月27日(月) |
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お題 | 妖怪を分類するとしたら? |
参加人数 | 5名 |
参加メンバー | 雪風さん ?さん 三毛猫さん けいちゃんさん 館主しろた |
参加頂いた皆様 有難う御座いました
10月のお題は妖怪の「分類」。
1.人間体、2.動物体、3.無生物、無機物
というカテゴリで色々話そうって事になりました。
最初は、ちょうど「地獄先生ぬ~べ~」の実写が始まったばかりでその話題になりました。
ネットで原作の設定無視等でだいぶ叩かれてますが、参加メンバーからも不満の声がありました。
(個人的には韓国訛りの女優さんに雪女ではなく玉藻をやって欲しいですっ!)
それにしてもプロデューサーはネットの批判にやたら挑戦的ですね。
実写『ぬ~べ~』P、批判は「宿命」 土9ブランドの挑戦
これはあれか。俗に言う
煽 り 戦 略 と い う や つ か っ!?
(いや、別に言われてないかも)
実写ぬ~べ~から鬼太郎や悪魔くんの実写の話になりました。
主に実写化すると小学生が中学生になったり、年齢が上がるよねって話をしました。
実写化でどれだけ原作に近づけるかっていうのは、重要なテーマであるみたいです。
ハロウィン(フリー画像より)
また、鬼太郎に登場するメインの妖怪は人の形の姿が多く(一反木綿は違うけど)、また江戸の絵師・十返舎 一九の物語に登場する妖怪も見越し入道・ろくろ首・化けだぬきなどで人の形や人に近い動物ばかりでした(参考図書:アダム・カバット「江戸化物草紙」)。
物語にキャラクターとして登場する妖怪は基本的に
「1.人間体」のカテゴリか
「1.人間体」と「2.動物体」の中間
になるみたいです。
妖怪と言えど読む側が感情移入出来るキャラがセレクトされているんだな、と思いました。
アニメ鬼太郎では【座敷わらしが水着になったり】作品に出てくる妖怪は民俗学的な背景を飛び越えるので、土着の伝承として伝わる妖怪とは分けて検証しないといけないですね(笑。
それと、柳田國男が提唱された妖怪の出現場所での分類の話もありました。
場所が変われば人の生活様式や心情の変化があるので、それによる性質の変化もありそうです。
また、出現場所による分類は、人と妖怪との関わりを意識した分類と言えるかもって事でした。
また、江戸の大衆文化に伴いキャラクター化された妖怪と現代の作品に登場する妖怪キャラクターはコミカルさが加わって怖くなくなっている、という話になりました。
>妖怪が滑稽に描かれていた江戸時代は、妖怪の信用が薄れていた時代でもあった
という?さんの意見もあり、
「安全でシステム化された都市生活で妖怪(負の要因と神秘的事象)を身近に感じにくくなった背景」が関係あるような気がします。
その一方で、現代の妖怪二次創作の「夏目友人帳」や「もっけ」の様に人と妖怪の向き合い方をテーマにした作品もあるって事でした。
そして、忙しい中三毛猫さんが来てくれて楽しい妖怪質問コーナーが始まりました。
問い壱。すねこすりは猫か犬か
問い弐。件(くだん)は猫?(Σ猫?!)
問い参。式神は神か妖怪か
問い弐の件は牛の姿とされていますが、なぜ猫と問うたのか・・・三毛猫先生、今思えばヒジョーに謎ナンですが(;´Д`)。
なぁぁぜぇぇぇなんだーーーー!
最後の「式神は神か妖怪か」という質問でそのとき悩んで言えなかったので、あとで猫さんの掲示板に伺うことにします★
(ちなみに神でもあり妖怪でもあると思います)
最後はアニメ鬼太郎の言霊使いの一刻堂の話をしました。
名を呼ぶことで「認識される→化ける」という妖怪の本質触れる。「フハッ!」な内容でした。
今月のまとめ
今回は妖怪の分類の話に加え、創作の世界の妖怪の立ち位置の話が多かった感じでした。